松江勤労者総合福祉センター(松江テルサ)から実施報告が届きました。
主催:松江勤労者総合福祉センター(松江テルサ)、後援:島根県、松江市
開催日:平成27年10月17日(土)~平成27年10月18日(日)
上映作品:プログラムB―浮雲 2回、乱れ雲 2回、めし 1回、おかあさん 1回
客層は50代から70代が中心で、そのほとんどが成瀬監督のファン。2日間の4作品は満足度の高いものだったと思います。
例年通り来場者のほとんどは日本映画の黄金期に映画体験をした世代で、20代、30代は僅か。「若い人に見て欲しかった。これだけの名作をもったいない」の声は今年も数多く聞かれました。
また、高齢者は予想以上にスクリーン鑑賞を希望。フィルムに対する愛着の深さも場内の雰囲気から推察できました。市内の映画館は若者や児童向けの作品が優先、中高年向けの作品は皆無といった状態。高齢の映画難民は増加の一方です。