かわら版-BULLETIN BOARD-

千葉市美浜文化ホール

千葉市美浜文化ホールから実施報告が届きました。

千葉県 千葉市美浜文化ホール チラシ
※クリックされますと
拡大表示します。

実施概要

主催:千葉市美浜文化ホール、後援:千葉県、千葉市
開催日:平成27年8月5日(水)
上映作品:プログラムO―次郎長三国志 1回、網走番外地 1回、人生劇場 飛車角と吉良常 1回、不知火検校 1回

担当者の感想・要望

昨年に引き続き貴事業を活用させていただきました(貴事業の実施はこれまでに3回)。
毎回、シニア層を中心に多数のご来場をいただき、大変好評を博しております。
機会がございましたら、今後も貴事業を活用してまいりたいと考えております。

さて、要望についてですが、実施会場である千葉市美浜文化ホールにはフィルム映画を上映する映写機器がございません。
そのため、毎回市内・県内の映画会社に機器、並びに技師を依頼し、事業を実施しております。
全国のホールの状況を把握しているわけではありませんが、当ホールのように35㎜映写機のない(または、あっても故障しているなど)施設は多いように思います。また今後はさらに映写機器を持たない施設が増えてくることと思います。
そこで、実施者の切実な願いとして要望いたします。
今後も貴事業を継続していくためにも、フィルム貸借だけではなく、機器・技師の派遣、またはそれに伴う経費の助成も是非ご検討いただければと存じます。

案1)映写機器・技師を有する企業・団体などのデータベース化
貴事業の実施を検討する施設が閲覧できるようにすれば、これまで映画会社等へのルートを持たないために実施を諦めていた施設も今後、実施を検討できるようになるのではないか?

案2)映写機器・技師に係る経費に対する補助金の導入
(例)●●万円を上限として実費費用の1/2までを負担・・・など
現状として、映写機器・技師に係る経費負担が大きい(会社・機器・技師の減少等、様々な要因により、年々コストも上がっている)。
アンケートのお声にもあるように本来2日間に分けて開催したいところ、4作品を1日で強行上映するという形で経費を抑えているのが実情。やはり客層がシニア層に偏りがちな本事業では、1日2本上映で2日間開催する程度がよい。

上記2案いずれかでも実現した場合、貴事業を活用した鑑賞機会が増加し、貴事業の更なる発展、更には減少傾向にある映写技師たちが今後も技術を発揮する機会が増え、技術継承にも寄与できるのではないかと考えます。

以上、本助成事業がさらに多くの皆様に活用されることを願っております。

千葉市美浜文化ホール館長 太田茂孝

▲このページの先頭へ