西遊記

西遊記

1960年 東映動画
カラー シネマスコープ モノラル 88分

解説

『白雪姫』(1962)の公開以降ディズニーの長篇アニメーションが国際的な市場を席巻するなか、世界有数の規模を誇る近代的な設備と大きな資本力でわが国の動画製作を刷新、アニメーション史上に一時代を築いた東映動画(1956年創立)初期の代表作の一つである。第1作『白蛇伝』(1958)、第2作『少年猿飛佐助』(1959)に続き、ヴェネチア国際映画祭で連続受賞している。手塚治虫の漫画(「ぼくのそんごくう」)を原作としてとりあげた点で画期的な作品であり、黒澤明監督の『酔いどれ天使』(1948)などで知られる植草圭之助を脚本に招くなど野心的な試みがなされている。製作面にも大きく関与した手塚治虫は、後に自らのプロダクション「虫プロ」を設立、アニメーションの世界に積極的に乗り出すことになる。

スタッフ

脚本
植草圭之助
演出
薮下泰司
演出・構成
手塚治虫
企画
高橋秀行
渾大防五郎
動画監修
山本早苗
原画
森康二
音楽
服部良一

出演者

孫悟空
小宮山清
憐々
新道乃里子
猪八戒
木下秀雄
沙悟浄
篠田節夫
三蔵法師
関根信昭
小竜
白坂道子
牛魔王
巌金四郎
金角大王
川久保潔
銀角大王
風祭修一