約束

約束

1972年 松竹=斎藤耕一プロダクション
カラー シネマスコープ モノラル 88分

解説

強盗犯で逃亡中の男と、看守の付き添いで仮出所中の女が、列車のなかのつかの間のふれあいによって惹かれあうという叙情的なメロドラマ。洗練された映像感覚で1960年代後半から70年代にかけて数多くの青春映画を生み出した斎藤耕一監督の代表作のひとつ。グループサウンズ「ザ・テンプターズ」のヴォーカルから俳優に転進した萩原健一の主演作で、不良性と傷つきやすさをあわせ持つ役柄を等身大で演じ、同時代の若者の共感を得た。共演した岸恵子も、禁欲的な演技のなかに女の揺れ動く心を匂わせて好演している。本作は1966年に製作された韓国映画『晩秋』(李晩煕監督)のリメイク作でもある。

スタッフ

原案
金志軒
斎藤耕一
脚本
石森史郎
監督
斎藤耕一
製作
斎藤節子
樋口清
撮影
坂本典隆
照明
津吹正
録音
佐藤廣文
音楽
宮川泰
美術
芳野尹孝

出演者

松宮蛍子
岸恵子
中原朗
萩原健一
島本房江
南美江
村井晋吉
殿山泰司
村井の女
姫ゆり子
護送犯
中山仁
山室刑事
三国連太郎