次郎長三国志

次郎長三国志

1963年 東映(京都)
カラー シネマスコープ
モノラル 102分

解説

講談や浪曲など大衆芸能の世界で広く知られている幕末の博徒、遠州清水港の次郎長とその子分たちの活躍を描いた痛快時代劇。監督のマキノ雅弘は1952年から54年にかけて『次郎長三国志』(東宝)9部作を作っており、次郎長ものの決定版との評価が高い。東映のこの作品はそのリメイク版にあたり、4部作として製作されている。1920年代半ばに監督デビューしたベテラン、マキノ監督にとっては手慣れた素材であり、流れるような巧みな演出で男意気の世界を作り出している。東映が時代劇から任侠映画へと比重を移しつつあった時期でもあり、次郎長(鶴田浩二)、大政(大木実)、法印大五郎(田中春男)、関東綱五郎(松方弘樹)、桶屋の鬼吉(山城新伍)、増川仙右衛門(津川雅彦)、森の石松(長門裕之)という布陣は、そのまま大正時代劇ともいえる任侠映画の中核をなしていく。

スタッフ

原作
村上元三
脚本
山内鉄也
脚本・監督
マキノ雅弘
企画
小倉浩一郎
俊藤浩滋
撮影
三木滋人
照明
中山治雄
録音
東城絹児郎
音楽
鈴木静一
美術
鈴木孝俊

出演者

清水の次郎長
鶴田浩二
関東綱五郎
松方弘樹
お蝶
佐久間良子
桶屋の鬼吉
山城新伍
大政
大木実
法印大五郎
田中春男
増川仙右衛門
津川雅彦
お千
藤純子
森の石松
長門裕之
投げ節お仲
丘さとみ